少額から始められる不動産投資を成功させるヒント

お金と人形

高額な資金を持っている人でないと、不動産投資は始められないと思っていませんか?実は、少額の資金でも不動産投資を始められる方法があるのです。資金はまだあまり貯まっていないけど、早いうちに投資を開始したいという方のために、いくつかの方法を紹介していきます。

不動産投資は少額じゃできないの?

声をかける女性

投資する対象が物件である不動産投資。利益が見込める物件を購入しようとすれば、最低でも数千万円は必要になるでしょう。しかし、国税庁の「平成27年分 民間給与実態統計調査」をみると、民間人の平均年収は420万円。平均程度の年収で一度に数千万単位の出費をするというのは、なかなか勇気のいることですよね。では、もっと少額から不動産投資を始められる方法はないのでしょうか?
ここでは、不動産投資を少額の資金で始めるための方法について紹介していきます。

引用元:国税庁 “平成27年分民間給与実態統計調査結果について”

少額不動産投資を成功させるポイント

不動産投資を少額資金でスタートさせるためのポピュラーな方法として、「レバレッジをかける」というものがあります。レバレッジとは「てこの原理」のことであり、少額の資金で大きな利益を得るということを指す言葉。金融機関から融資を受けることによって、本来なら数千万円の費用が必要なところを、数百万円で済ませることも可能なのです。

より高額な融資を受けるためには

金融機関から得られる融資が多ければ、それだけ自己資金は少なくて済みますよね。
高い額の融資を受けるためは、融資を受ける側の信用の高さや購入する物件の価値の高さが必要。信用面については上場企業に長年勤務している、貯金ができているといったことがみられます。物件の価値という面では、周辺エリアの人口が増加傾向にあるか、資産価値があるかといったことがポイントになるようです。

選ぶべき物件

また、不動産投資を少額で始めたければ、物件の選び方にも注意する必要があります。少額投資をしている人が選んだのは、区分マンション(=1室ごとに販売しているマンション)の中でも単身者向けのワンルーム物件。そもそもの販売価格が比較的安いので、初期費用をある程度抑えることができるでしょう。

区分マンション投資を成功させるポイント

融資金額が多いほど、自己資金は少額で済みます。しかし、借りる金額が多いほど返済は大変になるもの。だから、リスクについてよりしっかり理解しておく必要があるのです。空室期間や賃料下落時のことも考えて、返済があまり苦しくならない程度の借り入れに止めること。起こり得るリスクはひとつではありませんよ。

不動産投資信託という選択肢

電卓をかざす営業マン

もうひとつ、少額で不動産投資を可能にする方法として、「不動産投資信託」を利用するというものがあります。「REIT(リート)」とも呼ばれていますね。10万円程度の資金で投資可能というハードルの低さから、20~30代の若い世代から注目を集めている方法です。

不動産投資信託とは

競馬でいうところの一口馬主ですね。ひとつの物件に対して、複数人で投資するという方法。出た利益は「分配金」として、投資した口数に応じた分が返ってきます。

実際の不動産投資との違い

不動産投資との大きな違いは、ひとつの物件に対して複数の投資者がいるということ。また、株のように「金融商品の売買をする」ということになりますので、証券口座を開設する必要があります。

実際の不動産投資と比較したメリット・デメリット

不動産投資と比較した場合のメリットとデメリットについては、以下の通り。

メリット

・本当に少額で運営できる
・分散投資が可能

10万円程度で不動産投資が始められるというのは大きいですね。不動産投資信託が登場する前は数百万程度の資金が最低ラインだったことを考えれば、一気にチャンスの幅が広がったと言えるでしょう。また、少額投資が可能だからこそ分散投資がしやすい。分散投資はリスクの分散でもありますよ。

デメリット

・得られる利益が少ない
・節税効果が得られない

やはり、不動産投資で得られる利益と比べると劣って見えてしまいます。ローリスクであるほどローリターンというのが世の常ですから、妥協が必要です。また、「ひとつの物件を所有する」ということにはならないので、節税効果もありません。

「不動産投資」と「不動産投資信託」、同じように見えて結構違うものですよね。それぞれのメリットとデメリットを比較して、合うと思った方を選ぶといいでしょう。「とにかく少額の資金で始めたい!」というのであれば、不動産投資信託を選んだ方がよさそうです。

様々な方法を検討して自分に合った投資を選ぼう

このように、少額で不動産投資を始めようとしたら、10万円からでも始められるのが現代です。ちょっと前まではあり得ないことだったのですが、「将来のために少しでも蓄えを多くしたい」と考える人が増えた結果でしょう。
資金はあまり掛けられないけど、早めに投資を始めたいというのであれば、不動産投資信託を利用する。利益は少しでも多くでも得たいけど、数百万の資金を集めるのがやっとだというのであれば、金融機関に融資してもらう。このように、用意できる資金に合わせて投資する方法を選ぶことができる時代です。
まずは豊富な選択肢をうまく活かして、無理なく行っていけそうな投資方法を選択することが成功するための秘訣ではないでしょうか。