不動産を競売で手に入れる!競売の基礎知識

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競売では、通常よりも安い価格で不動産を手に入れることができます。競売に参加するためには、事前にある程度競売の知識をつけることが大切です。競売の基礎知識について見ていきましょう。

競売に参加する前に知っておきたいこと

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競売には「物件を安く購入できる」というメリットがあります。不動産をお得に購入したいと考えている人は、事前に競売に関する基礎知識を持っておきましょう。競売に参加する際に必要なものや競売に向いている人、競売のリスクについて紹介します。

競売に参加する際に必要なものはある?

競売は基本的に誰でも参加できますが、中には参加できない人もいます。どのような条件をクリアする必要があるのか見てみましょう。

競売に参加できる条件

・条件1(競売物件の債務者でないこと)

競売物件の債務者(返金義務がある人)は参加できません。債権者(返金請求権利を持つ人)が金銭回収できるように、債務者による競売物件の買い戻しを防ぐためです。

・条件2(裁判所が制限した場合は資格を有する人)

裁判所が買受人を制限することがあり、その場合は市町村が発行する「買受適格証明書」などが必要になります。例えば、農地の競売において、宅地に転用されることを防ぐ目的で制限が設けられるなどです。

・条件3(適正な実施を妨げる行為をしない人)

入札妨害や談合など、適正な実勢を妨げる行為を行なった場合は参加できません。

競売物件を調べる上で欠かせないもの

・3点セット1(現況調査報告書)

裁判所の執行官が現地調査を行ない物件の現状についてまとめたのが、「現地調査報告書」になります。敷地のデータや占有状況、公簿との相違点などが詳しく記載されています。ただし、現状調査報告書に載っているのはあくまでも作成された時点での情報なので、変更があり古くなっている可能性もあります。常に新しい情報を得るために、サポート業者に依頼して調べてもらいましょう。

・3点セット2(評価書)

「評価書」は不動産鑑定士が作成したものです。物件の築年数や状態、権利関係などの詳細が記載されています。不動産をはじめ近隣の図面も載っているので、どのような物件なのかを知るためにとても便利です。

・3点セット3(物件明細書)

権利関係や目的不動産に関する情報が記載されているのが「物件明細書」です。各欄に書かれている裁判所による所見も注意して見た方が良いです。ときに注意を促している所見もあるので、見逃さないようにしましょう。

「競売を利用した方が良い人」とはどんな人?

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お得に物件を購入できるからと言って下手に手を出してしまうと、「こんな筈じゃなかった」となってしまうでしょう。競売を利用すべき人は、以下のような人です。

競売はこんな人に向いている

・向いている人1(競売を利用したい理由が安さ以外にもある)

優良物件であればあるほど、プロの業者が争奪戦を繰り広げます。その結果、最終的な落札価格が市場価格とあまり変わらないということも多いです。

・向いている人2(不動産業界で仕事をしている人)

不動産業界で仕事をしている人であれば、これまでに物件を見てきた経験があるため目が肥えています。購入したい物件にどれくらいの価値があり、相場との差はどのくらいなのかも分かるので適正価格で購入できるでしょう。競売は閉鎖的に行なわれることがほとんどで、情報も集めにくくなっています。初心者はできるだけ手を付けない方が良いです。競売に参加する場合は、代行サービスを利用しましょう。

・向いている人3(どうしても特定の競売物件が欲しいという人)

競売に出されている物件を競売以外で手に入れることは難しいです。どうしても特定の物件が欲しいという人は、競売にチャレンジしてください。もし、多くの人が狙ってくるような人気物件であれば、確実に購入するために代行サービスを利用しましょう。

競売にはリスクが付きもの!競売に参加するなら業者を利用しよう(まとめ)

これまで競売に参加したことのない人であれば、狙った競売物件を予算内で購入することは難しいです。一人だけでチャレンジするのではなく、信頼できる業者を活用しましょう。プロと一緒に参加すれば、お得な物件を上手に購入できます。