競売物件のメリット・デメリットとはなにか

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競売物件とは、裁判所によって行われた不動産の競売手続きによって換金される物件のことです。支払いの義務を果たせなかった場合や、任意売却ができなかった場合、不動産を差し押さえて競売にかけられます。物件そのものは一般的な売却物件と同じですが、売却物件ならではのメリットやデメリットがあります。ここでは競売物件に不動産投資をしようと考えている方に向けて、競売物件のメリット・デメリットや、入札方法について紹介します。

競売物件のメリット・デメリット

競売物件への不動産投資を検討している方は、メリットだけでなくデメリットもしっかり把握して、想定されるリスクを洗い出し、対策を立てましょう。ここでは競売物件のメリットとデメリットの両方を紹介します。

競売物件のメリット

①入札価格が安い

一般の不動産よりも価格が安く、初期費用を少なく抑えることができるという点が大きなメリットです。競売物件特有のデメリットがあるため価格が低くなっています。ですから、デメリットを念頭に置いたうえで価格に見合う価値がある物件なのかを見極めましょう。

②珍しい物件が見つかる

一般的な不動産情報雑誌や、住宅情報サイトでは見かけないような物件を見つけることができるメリットがあります。狭小地や変形地といった物件などもあり、思わぬ掘り出し物が見つかる可能性もあります。

③個人でも購入できる

競売物件は個人・法人を問わず購入することができますので、立場を問わず誰でも購入することができるのもメリットと言えるでしょう。

デメリット

①売主がいない

一般的な不動産であれば、売り主と売買契約を結び、取引をした物件に住める状態にします。しかし、競売の場合は登記簿上で所有者が移転するだけなので、その物件に住めるようになるまで、いろいろな作業を購入者がしなくてはいけません。

②物件の内部を確認できない

競売物件は予め物件の内部を確認することができませんので、現況調査報告書を見て判断するしかありません。実際に物件を見てみないと分からない傷や汚れ、雨漏り、またシロアリ被害などを確認することができません。また、瑕疵担保責任もありませんので、修理費用は自己負担となります。

③現金一括払い

競売物件を購入する際は、基本的には現金で一括の支払いになります。近年は競売物件の住宅ローンも登場していますが、数が少ないので現金一括払いの準備が必要となります。

競売の手続きの流れ

考える男性
競売物件を初めて購入するという方は、どのような手続きが必要で、どのような流れで行えばよいのか分からないかと思いますので、こちらで紹介します。

手続き①予算額の検討・競売物件の選択調査

まずは準備できる予算を検討して、どの物件に入札するのかを決めましょう。裁判所で競売物件を閲覧するか、インターネットの「BIT競売情報システム」や、新聞の競売広告などで希望する条件に合う物件を探しましょう。

手続き②入札

インターネットの「BIT競売情報システム」で入札開始日を確認して、入札手続きを行いましょう。裁判所で入札セットをもらい書類を作成すれば入札完了です。

手続き③開札

開札期日に裁判所に行って、開札結果をチェックしましょう。開札結果もインターネットの「BIT競売情報システム」で確認することができます。

手続き④売却許可決定・代金納付

入札金額が最高額であれば、売却許可が出ます。その後代金を納付すれば、引き渡し命令を行うことができます。

競売物件を手に入れるときは業者に依頼(まとめ)

競売物件を購入する際には内見ができないなどのリスクもあり、手続きの手間などがあります。入居者がいる場合は、引き渡し命令や強制執行、物件の引き渡しなどの作業も必要になってきます。自分一人で最適な物件を見つけて、手続きを完了させるのが難しいと感じる方は、業者に相談してみるとよいでしょう。経験豊富なプロが最適な競売物件を見つけて、面倒な手続きを代行してもらうことができます。初めての競売物件購入は業者の力を借りて行ってみましょう。