増加するマンション投資詐欺の手法を押さえて対策をしよう

不動産

マンション投資を行う際に、紹介されたうますぎる話はあなたを詐欺に引っかけるための罠かもしれません。これからマンション投資を考えている人は、詐欺の手法や誘い文句を押さえておき、対策をしておきましょう。

マンション投資詐欺が増えている!?

マンションの投資を考えた際に、いろいろな業者に相談を始める人がほとんどだと思います。その相談のなかで「そんなにうまく利益を得ることができるの?」「もしかして詐欺じゃないの?」と思う話をもちかけてくる業者に遭遇するかもしれません。
実際、マンション投資はまっとうな対応をしてくれる会社も多いですが、時価の高騰に伴い初心者の投資家が増えたことで、それを狙った詐欺も増えている傾向があります。
マンション投資は金額も大きく、決断するまでも大変な労力を要するものです。詐欺にあわないように実際にあった詐欺の手法や、誘い文句などを知っておきましょう。

サラリーマン

マンション投資詐欺のケース

詐欺は基本的にうまい話と、巧妙な手段を使用して相手を騙します。そんな悪質な詐欺に騙されないためには、詐欺の手法を知りうまい話には飛びつかないように警戒をすることが大切です。そこで、実際に被害が出ている詐欺のケースを知り、同じ話を持ちかけられたとき、詐欺にあわないよう対策をとりましょう。

ケース1「投資コンサルタントと名乗り、相手を信用させて騙す」

この手法は、相手との信頼関係を築くことから始めます。実際に何度か食事や会話をするなかで、職業や収入を聞き出して「将来のためになるからマンション投資をしてみないか?」という風に話を持ちかける流れを作ります。この場合、サインをして手続きが完了するとパッタリ連絡が取れなくなることが多いです。

ケース2「勧められて購入した物件が相場よりも高い値段設定になっていた」

これは物件の相場にそこまで詳しくない人物を狙った詐欺です。しかし、こちらのケースはネットなどに物件の相場を検索できるサイトがあるため、実際の相場を確認することができました。相手の話をそのまま鵜呑みにするのではなく、一度自分の目で確かめることで詐欺による被害を防ぐことができたかもしれません。

ケース3「入居者がいなくても収入が安定すると思いこませるサブリース」

サブリースは「契約期間中は入居者がいなくてもずっと収入が得られる」という投資者にとってメリットが大きい投資方法と紹介されます。しかし、実際はずっと同じ金額が入ってくる訳ではなく、建物が古くなれば家賃は自然と下がっていくため収入も減ります。また、相場よりも高い金額の工事費を要求されたり、リフォーム代が思いのほか高くついたり、収入よりも支出が多くなる可能性があります。

ケース4「海外の不動産投資で、海外業者に騙された」

近年は東南アジアを中心に、不動産投資の需要が増加している傾向にあります。しかし、海外の仲介業者が工事のために集めた資金を持ってそのまま逃亡するという、大胆な手口で海外の業者に騙されたというケースもあります。しっかりと信用できる業者に委託することが大切です。

マンション投資詐欺の誘い文句

マンション投資詐欺の際、よく使用されている誘い文句などを知っておけば、会話のなかで気づくことができます。そのため、まずは詐欺の被害にあった人が実際に言われた内容を確認しておきましょう。

・誘い文句1「利回りが20%~30%ある」
都内なら利回りは2%~3%が基本です。おいしすぎる利益につられないようにしましょう。

・誘い文句2「家賃保証があるから安心して投資できるよ」
最悪の場合、家賃保証が付いていない物件だったというパターンもあります。また、投資して数年だけ家賃保証されて、その後は徐々に下げられてなくなるケースもあります。

不動産詐欺・誘い文句3「広告に出した物件はすべて契約済みなのですが、他にも良い物件がありますよ」
広告などに出した良い条件の物件はすべて契約済みとして、「その他にも良い物件がありますよ」と話を切り出して、悪い物件を掴ます手法もあります。

逆に、詐欺があえて言わない事項もあります。
・修繕費や管理費などの支出についてうやむやにする
・マンション投資のローンは、自分の住居する住宅ローンの審査に影響すること
・クーリングオフや解約について応じない
このように、重要な情報を伏せたまま契約を進めようとする場合も注意するようにしましょう。

マンション投資詐欺にあわないためには

マンション投資詐欺の手法や誘い文句などを紹介してきました。最後に、マンション詐欺にあわないように行うべき対策と、詐欺の特徴を紹介します。

マンション投資詐欺業者の特徴

・特徴1:メリットしかないうまい話を進めてくる
・特徴2:強引に契約を進めようとする
・特徴3:宅地建物取引業の登録番号がない(または古い)
・特徴4:重要な説明をしない(デメリットについて意図的に避けて話す)
※話を聞いている内に、上記のような特徴に当てはまると感じたら怪しみましょう。

マンション詐欺にあわないための対策

・対策1:連絡先をしっかりと確認する(住所やメールアドレスも併せてチェックしてください)
・対策2:万が一詐欺にあってしまった際にすぐ対応してくれる相談先を作る
・対策3:持ちかけられた物件は貰った資料だけではなく、自分でも調べる
・対策4:マンションを経営している他の大家さんとの繋がりを作る

不動産このような対策を立てておくことで、マンション投資で詐欺にあう確率が低くなります。疑わしいと思ったことは、しっかりと自分で調べて信用できる情報になるまで契約を急がないようにしましょう。

自分でいろいろ調べることが不動産投資成功のカギ

知り合いから不動産投資を勧められたり初めて不動産投資をしてみたりするときに、条件が良すぎる話は疑問を持つようにしましょう。マンション投資詐欺などの悪質な手法に引っかからないためには、不動産投資に関しての知識を深めることが大切です。身につけた知識は、あなたを詐欺から守ってくれるでしょう。
また、詐欺にあわないためには、自分でいろいろと下調べをすることが、不動産投資を成功させることにも繋がります。少しでも疑問があればしっかりと調べ、納得いく物件が見つかるまで探しましょう。この基本的なことが、不動産投資成功のカギになります。